超初心者向け! ベッド マットレスの選び方ガイド
この記事を書いた人
美容好きのママライター
布施朋美
ベッド選びで重要なマットレス。コストも抑えたいし、寝心地がよくて、しっかりと疲れがとれるものを選びたいですよね。
ベッドを新調予定のnice and warm編集部・布施が、編集長でインテリアコーディネイターの宮城いくえにベット選びをガチ相談するシリーズ第2弾。
今回は、マットレスの選び方を初心者にもわかるよう、徹底的にやさしく教えてもらいました。
マットレスの種類の基本
ふたりで寝るときのベッドサイズの最適解はわかりました。うちはクイーンサイズが良さそう。
次はマットレスを選びたくて。バネの種類があるんですよね?(超浅い知識)
バネ(笑)
正しくはコイルね!
コイル!!
コイルで値段に差がでるんですよね?
値段だけでなく、寝心地も違うよ。
マットレスの種類は大きく分けて3種類。
・ポケットコイル
・ボンネルコイル
・ノンコイル
ボンネル…? 知らないワードがでて、すでに思考停止しはじめてます…。
早っ(笑)まず、コイルの役割を説明すると
コイルは、バネのように収縮して寝ている間中、身体を支えてくれるの。
例えば、腰〜お尻って曲線じゃない?そのカーブに合わせてコイルが収縮することで、お尻の部分だけ沈むことなく自然な姿勢で眠れるの。
え、コイルめっちゃ大事〜!
で、どのタイプが良いんですか?
おすすめは、ポケットコイルかな。
ポケットコイルは、袋に入ったコイルがたくさん並んでいる構造。
ボンネルコイルは、コイル全体がつながっているのよ。
ほう…
ともちゃん(布施)、イメージ湧いてないでしょw
ポケットコイルは、独立したコイルが身体を点で支えてくれるの。
体圧が分散されるから、寝心地が抜群だよ。あと、通気性もいい。
あ、理解!
身体のカーブや寝相に合わせて、ポケットコイルが勝手に伸縮してくれるんですね。
そうそう!
ボンネルタイプは、コイルが連結されているから身体の沈みが全体に引っ張られてしまうの。
でも、ボンネルコイルの方が一般的に安いから、健康な方は選択肢に入れて全然OKだよ。
主人は腰痛もちだから、ポケットコイルがいいかな?
そうかもね。あと、旦那さんはともちゃんの寝返りで起きることがあると言ってたじゃない?(前の記事参照)
その点からも、ポケットタイプをすすめるかな。
マットレスが寝返りの衝撃を吸収してくれるんですか?
えっとね、ポケットコイルは点で身体を支えてくれるから、寝返りによるマットレスのポケットコイルは振動や沈みが周りに伝わりにくいのよ。
すご!!これ、時間差で寝るカップルにもうれしいですね。
後からベッドに入る振動で、先に寝てる人が目覚めちゃうのを防げそう。
ポケットコイル マットレスの選び方
軽く調べたら、ポケットコイルのマットレス、値段の幅がありすぎて…(混乱)
コイル数や、コイルの上の詰め物で価格が変わるよ。
コイルが多いほど値段は高くなるけど、高ければ良い訳でもなくて。身体に合うことが大事。
もはや、寝てみないとわからないやつですね。
でも、大きな家具屋さんに行くのは緊張する…。
それなら、ニトリがおすすめだよ!
ニトリのマットレスはお手頃価格だけど、こだわりの自社生産&ポケットコイルの種類が豊富なの。
しかも、店頭では、実際に寝てみることができるから、比較しやすいよ。
ほんと、ニトリのHPには、スプリング(コイル)の数がしっかり書いてあるんですね。
今まで全く見てなかったw
そうそう!
ニトリで色々試して、好みの寝心地を把握するのがおすすめ。
そのままニトリで買うと保証もついてて安心だし、他のブランドで近いコイル数のマットレスを探すもよし。
一番はじめは、どれくらいのコイル数から「試して寝」すればいいですか?
スタンダードなコイル数は450〜500個くらいかな。
ちなみに、コイルが多いと寝返りも楽で安定感があるんだけど、支点が多いからかたく感じることがあって。
寝心地がかたく感じたら、コイル数を1ランク落としてみてね。
はい! 早速、週末ニトリに行きます!
快眠にこだわる人向け、ノンコイルマットレス
最初にいくえさんが言ってた、「ノンコイルマットレス」も少し気になってます。
おけ!名前の通り、コイルが入っていないマットレスで、色んな種類があるよ。
・低反発ウレタン
・高反発ウレタン
・ウォーターベッド
・ラテックス…etc
テンピュール枕みたいな?
寝姿勢に、マットレスがぴたっりフィットしてくれそう。腰が悪い人には、ノンコイルも良さそうですが…?
そうね。腰が悪い方には、高反発ウレタンがおすすめかな。
ノンコイルは、寝心地にこだわるベッドガチ勢の方に選ばれることが多いよ。
素材別の説明は、別記事が必要だけど…ノンコイルは、組み合わせるベッドフレームに注意が必要なの。
ほう。なぜ、ベッドフレーム…?
はじめに、コイルの伸縮性が身体を支えてくれる、と話したよね?
ノンコイルは身体にフィットするけど、マットレスに身体が沈みやすいの。
だから、ベットフレームに身体を支える「コイルの役割」をしてもらう必要があって。
そんな賢いベッドフレームがあるんですか!?
うん。ウッドスプリングというのがあって、横向きに並んだ木がスプリング(バネ)の代わりをしてくれるの。
ノンコイルマットレスと、ウッドスプリングの組み合わせは最強なんだけど、揃えるといいお値段になるのが難点。
だから、快眠にこだわるベッドガチ勢に支持されるんですね。
そうそう。さらに、クイーンサイズ以上のウッドスプリンは、左右でスプリングの設定を変えられる物もあって。
どこまでも寝心地を追求できる、まさにベッド沼!
ベッドにも沼があるなんて…!
買ったマットレスが合わない時のリカバリー方法
最後に、買ったマットレスがかた過ぎ・やわらか過ぎなど合わなかった時のことを教えるね。
え…?
諦めるor買い換える、ではなく?
諦める前にできることがあるよ!
マットレストッパーという、マットレスの上に敷いて硬さを調整するアイテムがあるの。
わぉ、購入済みのマットレスを活かしながら、寝心地を改善できるの、最高!
便利でしょ? ニトリには、色んな種類があるから、もし買ったマットレスが「何か違う…」ってなったら、お試しあれ。
知らないだけで色んなアイテムがあるんだなぁ。
万が一、失敗しても調整できるのはありがたい。
マットレスの選び方 まとめ
あれこれ話したけど、マットレス選びも要点をおさえれば難しくないよ。
マジでためになりました!
今日の話をまとめるとこんな感じかな?
①マットレスの種類を選ぼう
<ボンネルコイル>
・一般的に安い
・コイルが連なっている→身体の沈みに全体が引っ張られやすい
・健康な方には○
<ポケットコイル>
→編集長・宮城イチオシ★
・ボンネルより高価
・コイル数で価格が異なる
・探せば安い物もある
・コイルが独立→身体の凸凹にあわせてくれる
・横の人の寝返り気になりにくい
・腰痛持ちの方はこれ!
<ノンコイル>
・価格はお高め
・快眠にこだわる人向け
・高反発ウレタン、ラテックスなど種類がある
・身体の凸凹にぴったりフィット
・ウッドスプリングのベッドフレームと合わせると最強
②寝心地を試そう
・実際に店舗で寝てみよう→寝返りしたり10分位ごろごろ
・ポケットタイプは、コイル数450〜500個から試そう
・ベッド迷子はニトリへ!
③購入するマットレスを決める
・好みの寝心地と近いコイル数のマットレスから探す
・宮城おすすめは、ニトリか無印良品→ニトリは自社工場生産
・マットレスをかたく感じたら、1ランクコイル数を落とす
※買ったマットレスが合わなかったら、マットレストッパーで調整
マットレス選びの基本はこんな感じかな。
種類は、迷ったらポケットコイルにすれば間違いなし!
わが家にぴったりのベッドが見えてきました!
ホント、適当に選ばなくてよかったぁ。
最後に、次記事でベッドフレームの選び方まで聞いてもいいですか?
もちろん!
部屋のイメージを聞くところからはじめようかな。
次回、ベッドフレーム選び編に続く…
この記事を書いた人