HOTEL SHE, KYOTO|そこは確かにオアシスだった
この記事を書いた人
くいしいんぼうイター
宮城いくえ
旅の楽しみってなんでしょう。
その土地の美味しいものを食べたり、普段生活している地域にはない景色を観に行ったり、素敵なホテルに泊まって非日常を味わったり。
とにかく「いつもと違う」が、醍醐味だったりします。
でも、「いつもと同じ生活スタイル」を「いつもとは違う空間」でしたらどうなるんだろう?
そんな実験を兼ねて、今年の夏は京都へ出かけることにしました。
京都を選んだ大きな理由は HOTEL SHE, KYOTO(ホテルシー京都)に宿泊したかったから。
少し前からSNSなどでこのホテルの写真をよく目にしていて、そのコンセプトや内装・併設のカフェのメニューなどがかなり私の好みだったので、ここに泊まって過ごす事を目的とした旅にしよう!と決めていました。
HOTEL SHE, KYOTOには「最果ての旅のオアシス」というサブタイトルがついています。
実際に2泊3日の時を過ごして感じたのは
そこは確かに”オアシス”だったという事。
実際に過ごしたお部屋や空間の写真をふんだんに交えながら、その魅力をご紹介したいと思います。
HOTEL SHE, KYOTO(ホテルシー京都)とは
HOTEL SHE,KYOTOは、
いわゆる「ブティックホテル」と呼ばれるジャンルのホテルです。
ブティックホテル(英: boutique hotel)とは、
独創的で店舗ごとに異なるコンセプトと高いクリエイティビティをセールスポイントに持ち、
10室から100室ほどの客室を有するホテルを指す。
ブティックホテルは、独立系のオーナーによる経営スタイルが多く、
一貫したコンセプト、細部に至るまで徹底したクリエイティブのこだわりが見られ、
高品質・高価格帯である。
また、運営をマニュアルで縛ることなくチェーン展開されている。
そして、HOTEL SHE,KYOTOを運営するのは
L&G GLOBAL BUSINESS, Inc.
株式会社L&Gグローバルビジネス
Web site:https://www.lngglobiz.com
L&G GLOBAL BUSINESS, Inc.は2015年4月に創業。
北海道・富良野のペンションのリノベーションとリブランディングをきっかけに、ホテルプロデュース・運営の事業をスタートし、現在はHOTEL SHE, KYOTOを含む5つのホテルの運営を行っています。
(どれもめちゃくちゃ素敵です!)
ちなみにHOTEL SHE, KYOTOの「SHE」は「彼女」という意味かと思いきや、北海道・富良野のホテルプロデュースの際に掲げた、こんなコンセプトが元になっているのだそうです。
国内外から訪れるゲストに
一生の思い出を作ってもらうために生まれたサービスコンセプト
「Satisfaction, Heartfelt, Emotional」はその頭文字をとって、
のちのSHE,へと受け継がれていきました。
出典:L&G GLOBAL BUSINESS, Inc. petit-hotel #MELON の解説より抜粋
→https://www.lngglobiz.com/
実際に宿泊してみて、まさにその通りだなと思える空間でした。
HOTEL SHE, KYOTO(ホテルシー京都)へのアクセス
HOTEL SHE, KYOTOはへの道のりはこんな感じ。
京都駅八条口から烏丸通りを南へ徒歩で約10分。
または地下鉄烏丸線京都駅から竹田方面行きで1分「九条」下車。
九条駅4番出口から烏丸通りを、南へ徒歩で約2分歩きます。
地図で見ると、こんな場所
新幹線で京都に到着して、地下鉄に乗り換え、1駅で下車と大変アクセスしやすい場所です。
九条駅の4番出口を出て、烏丸通りより一本内側の片側一斜線の道をしばらく歩くと「SHE,」の文字が目に入ります。
最寄り駅から2分と、かなり近いのが嬉しいですね。
外観とエントランス
こちらが外観。
壁面の石の模様とゴールド・ブラックの組み合わせがなんともおしゃれ。
こちらがフロント。
壁面は外観とはまた異なる石貼りで、木目や金属との組み合わせが素敵。
エントランスにはカフェが併設されていて、電源やWifiもあり、ここで作業もできます。
チェックイン時間より早めに到着してしまったのですが、スタッフさんのご好意でこちらで作業をしながらお部屋の準備ができるのを待たせていただきました。
チェックインを済ませて、お部屋へ。
部屋へ向かう廊下はこのとおり。日常から、非日常への導入という感じで、とてもわくわくしました。
ここを抜けると、いよいよお部屋です。
シックだけどエッジが効いた客室の内装
お部屋の扉を開けると、まっさきに目に飛び込んでくる、ブルーの壁。
ティファニーブルーを、少しグレイッシュにした感じです。
ベッドのヘッドボード上には、タペストリー。
ブルー×ライトピンク。
この素敵な組み合わせ、誰が考えたんだろか・・・
シンプルなソファと真鍮脚のサイドテーブル。ちょっとした食事や作業もできるサイズです。
そして、なんといっても驚き&うれしかったのはこれ。
レコードプレイヤーが室内に!
壁に一枚レコードが設置してあり、
さらにフロントでもレコードを貸し出ししてくれます。
こんな素敵な演出、はじめてでした。
レコードを聴きながら過ごす、贅沢な時間
京都に到着したその日と、翌日の朝は雷雨でした。
なので、おでかけは控えて、ホテルでじっくり過ごす事に。
冒頭に書いたとおり
「いつもと同じ生活スタイル」を「いつもとは違う空間」でする、という事を決めてあったので、
観光はちょこっとできたらいいかな、くらいに思っていました。
せっかくなので、お部屋を存分に楽しもうと思い、フロントでレコードを借りてお部屋で聴きながら作業を。
雨の音とレコードプレイヤーから流れる音…控えめに言っても、最高でした。
これは正に、「最果ての旅のオアシス」だな、と感じる事ができた贅沢な時間でした。
パーラーシーサイドでスイーツやドリンクを楽しむ
お部屋にこもってばかりでも、やっぱりもったいないので(といっても大半の時間をホテル内で過ごしている・・・)エントランスに併設のパーラーシーサイドでも過ごしてみました。
到着初日は夕食にでかけるまでの時間をソファ席で。
ちなみにこのパーラーシーサイドでは、アイスクリーム・スイーツ・ドリンク(アルコールもある)などの様々なメニューを楽しむ事ができます。
で、わたしはここで絶対に飲みたいと思っていた飲み物がありました。
それが「ともコーラ」
ともコーラは100%天然由来の素材でできたクラフトコーラ。
パーラーシーサイドではラベンダーフレーバーを飲む事ができるとの情報を得ていたので、とても楽しみにしていました。
お味はスパイシー。(辛いわけじゃないです)
どこか懐かしい感じだなーと思ったら、私の地元沖縄で飲める「ルートビア」を思い出しました。
ともコーラの Web Site→https://tomocola.com/
そして、パーラーシーサイドの名物といえばアイスクリーム!
神奈川・新丸子の「BIG BABY ICE CREAM」さんとのコラボで、ちょっと変わったフレーバーのアイスクリームを楽しむ事ができます。
ここのアイスクリームを食べるために宿泊者ではないお客さんもちらほら来店されていました。
2日目の夜にわたしはこの「チョコバナナサンデー」をいただきました。
盛り付けがクラシカルでかわいい。コーヒーと一緒にいただいたら、ぺろっと平らげてしまいました。
バナナにホイップクリーム、そしてチョコチップのアイスの下にはザクザクしたシリアルが。
食感も楽しいサンデーでした。
1日のスタートはボリュームたっぷりの朝食で
2泊3日の滞在を終え、出発の日の朝に朝食をいただきました。
朝食は前日のうちに、フロントで予約・お支払いが必要です。
パーラーシーサイドのカウンターでお部屋番号を告げると、朝食を用意してくださいます。
甘いメニューとしょっぱい系のメニューが各2種、計4種から選べるのですが、今回はオープンサンドの「ツナメルト」をチョイス。
ランチでも同じメニューをいただけるようなのですが、朝食ではドリンク付になっているのでお得です。
カリカリに焼いたワッフルに、とろけたチーズ、そしてツナサラダがたっぷり乗っています。
ポテトサラダもついています。
見た目だけでも、もう美味しい・・・。
ナイフ・フォークでひとくち分カットして口に放り込むと「うまっ!」と思わず声が出てしまいました。
次回、訪れた時は、別メニューも試してみようと思います。
シェアキッチンでの料理もOK
ちなみに、HOTEL SHE, KYOTOの1Fには、シェアキッチンがあります。
ここで好きな食材を持ち込んで料理する事ができ、お皿やカトラリーも貸し出ししてくれます。
長期滞在で外食を控えたい時などはとても嬉しいですね。
HOTEL SHE, KYOTOの滞在記まとめ
写真たっぷりでお届けしたHOTEL SHE, KYOTOの滞在レポートでした。
正直、2泊3日の宿泊を延長したいくらいでした・・・。
次回はもうちょっと長く滞在して、暮らすように過ごしてみたいと思います。
スタッフの方もみなさんとても親切、それでいていい距離感のフレンドリーで、わたしにとってベストな居心地を提供してくださいました。
このホテルをプロデュースしたL&G GLOBAL BUSINESS, Inc.の龍崎翔子さんが
「ジャケ買いされるホテル」
というコンセプトを掲げていらっしゃるんですが、まさに私はジャケ買いした結果、居心地最高の時間と空間を手に入れる事ができました。
最果ての旅のオアシス、HOTEL SHE, KYOTO。
みなさんも是非、滞在してみていただけると嬉しいです。
では、今日も心地よい暮らしを。
HOTEL SHE, KYOTO
Web site: https://www.hotelshekyoto.com/
Instagram:https://www.instagram.com/hotelshekyoto/
この記事を書いた人
くいしいんぼうイター
宮城いくえ
沖縄県出身|ライター|フォトグラファー |インテリアコーディネーター|美味しいものやインテリア、旅行好き|フレンチブルドッグのごんた&夫と一緒に暮らしています