画像:カラリス_箱

美容師さんにも褒められた、本格派セフルカラーCOLORIS(カラリス)

外出自粛をきっかけに美容室の頻度が減ったのに加え、昨年出産した筆者。子育てに追われ、髪まで手が回らない日々を過ごしています。

プリンな髪を見る度に気持ちが下がるので、ついに人生初のセルフカラーを決意。

ドラッグストアで買えるヘアカラーを経て、たどり着いたのがヘアカラーのサブスク「COLORIS(カラリス)です。

画像:カラリスのカラー剤

使ってみたら、想像以上に美容室に近いきれいな色味に仕上がって大満足。一時は入荷待ちになったというのも納得です。

セルフカラーで十分かも! と思える程いい感じの仕上がりなので、外出を減らしている方や、子育て中の方にも推せるサブスクとしてご紹介させてください。

カラリスってどんなサービス?

カラリスは、オーダーメイドのセルフカラーセットが定期的に届く日本初のサービスです。

参照元:カラリス公式

1万通りの処方からカラーが届く

カラリスでは、Webカウンセリングで導き出された自分に合うカラーとトリートメントが届きます。なんと、その処方の組み合わせは1万通りもあるそう。

初回のセットにはカラー剤だけでなく、染める時に使うカップやハケなど一式入っており、届いてすぐにカラーできます。しかも、そのツール類が本格的で使いやすいんです。

気になる髪色は、Webカウンセリングから導きだされた色はもちろん、自分で選ぶことも可能。今の髪の明るさを踏まえ、希望の明るさに仕上がるようカラー剤が届くのが、ドラッグストアで買うセルフカラーとの大きな違いだと感じました。

好みの明るさに仕上がるのが最高

ドラッグストアで買えるカラー剤は、色味は選べても、髪の明るさまでこだわるのはむずかしい印象です。筆者はブリーチまでしないけれど、ナチュラルよりは明るめが好み。市販カラーでは、仕上がりがナチュラル過ぎて物足りなく感じていました。

でも、カラリスを使うと、いつも美容院でお願いしているような明るさに染まって驚き!

画像:カラリスでカラーする前
筆者の元に届いたカラー剤

プロではないので推測ですが、届いたカラー剤に書かれた「08」は、髪の明るさを示すトーンだと思われます。黒髪が5トーンで、一般的に会社OKな茶髪とされるのが7トーンです。なので、8トーンでナチュラルよりちょい明るめに仕上がったのは納得。

Webカウンセリングにサクサク答えただけで、好みに仕上がるカラー剤が届くのは本当にすごい。

実際の染め上がり写真

ここで、カラリスで染めた筆者の髪のBEFOREとAFTERをご覧ください。

BEFORE

カラー前。美容室カラーは約半年前。2ヶ月前に、市販の泡カラーで染めてナチュラルブラウンになっていた髪がオレンジみに退色、明るくなっています。髪も乾燥してパサパサです。

AFTER

カラリス(色はローズ)で染めた直後。程よい明るさを保ちながら、レッド系ブラウンの色がはいりました。 市販カラーではいつも明るさに不満が残っていましたが、暗すぎずいい感じ。パサついていた髪に潤いも戻りました。

画像:カラリスでカラーした後
BEFOREと同じ部屋・服。自然光で撮影

お家でこの仕上がりが出せるのは、とってもうれしい!

カラリス注文から届くまで

では、カラリスの注文方法をくわしくご紹介します。

まずはWebカウンセリング

カラリスの初回注文には、Webカウンセリングが必要です。質問に答えていくだけで、本当に3分位で終了します。

髪の長さからはじまり、髪のかたさ、太さ、白髪の量、半年以内の施術歴などを質問され、当てはまる選択肢をポチポチ選択していきます。

下は、現在の髪色を選ぶ項目。写真を見て、直感で今の髪に近い色を選びました。

続いて、肌色などその人が持っている色素を確認すると思われる質問です。肌の色味、地毛の色、似合う口紅の色を聞かれます。

質問は、美容師さんがチェックしていそうな項目ばかり。

最後に、仕上がりで優先させたいことを選びます。筆者は、前述したようにナチュラル仕上げでは物足りないので、「鮮やかな仕上がり」を選択しました。

すると、似合う色は「マット」とおすすめカラーが表示されました。マットとは、グリーンを取り入れ、赤みをおさえたやわらかなブラウンカラーです。

筆者は、パーソナルカラー診断だとイエローベースのオータム(イエベ秋)タイプなので、深みがある緑みのブラウンはまさに似合う色。はじめて行った美容院では、おすすめされがちなカラーです。

簡単な質問から、パーソナルカラー的にも似合う色をおすすめされたことには驚きました。

……でも、個人的にレッド系の髪色が好きなので、今回は手動で「ローズ」をセレクト。

受取り不要でポストに届く!

0歳の子育て中、ネット通販にはめちゃくちゃお世話になているものの、荷物が届いた時のピンポ〜ンで娘が起きてしまことも。やっと寝てくれた時は「荷物来ないで…」と祈るような気持ちになったりします。

カラリスはそんな新米ママにもやさしく、ポストに届くのも地味にうれしい。シンプルなパッケージで、ゆうパケットで届いていました。

箱を開けるとこんな感じ!

美容室で見かけるようなカラー剤に、テンションがあがります。…と同時に、本格的すぎて私にできるのかしら? という心配も。

昔、美容室で見習いの方のカラーモデルとして染めてもらったら、根本だけ明るいまだらヘアになったのを思い出してちょっと不安になりました。(後で先輩美容師さんが染め直してくれました。)

実践! セルフカラーの流れ

さて、いよいよカラリスでセルフカラーしていきます。

最近、お昼寝の時間が長くなってきた娘。寝た直後にカラーを塗り始めれば、起きる前に洗い流すところまでいけるのでは…! とタイムアタックでカラーしてみることに。

バタバタと染めてもきれいに仕上がれば、願ったり叶ったりです。

セット開封、カラーの準備

予め届いたセットを開封して説明書を一読、染める順番のイラストまでしっかり確認しました。

生え際に塗る保護クリームは自分で準備が必要ですが、耳キャップまでついてくるのはとても親切。保護クリームはちょうど良いものがなくて、娘の保湿クリームで代用しましたが、スキンケアに使う乳液やクリームでOKです。

それではいよいよカラーリング、スタート!

カラー剤を混ぜる

カラーベース2本とカラーディベロッパーを付属のカップに全部出し、ハケで混ぜます。

カラー剤は、まさにプロ仕様という感じなので、混ぜるのがちょっと楽しい! ツンとした匂いはほとんどなく、ほのかに香ると思ったら、香水のように調香してあるんだそう。

塗布→放置タイム

しっかりと混ざったら、いざ塗布!

説明書の通り、おでこの生え際からブラシを使って染めていきます。美容師さんが染めている様子を思い出しながら、ブラシと対のとがった部分で2cmずつくらい生え際をかき分けながら塗ってみました。

染め方を説明したYou Tubeもあるので、動画での予習もおすすめです。

同梱されていた「染め時間指定カード」によると、15分以内に塗り終えよとのこと。

筆者はスマホのストップウォッチ機能で15分測ったのですが、スマホを触らないと画面が途中でスリープしてしまってあたふた。カラー前にスマホの設定で自動ロックを「なし」に変えておくことをおすすめします。

そして、若干カラー剤が周りに飛ぶ気がしたので、途中で洗面所から浴室へ移動しつつ塗り進めました。

そして、なんとか15分以内にフィニッシュ!

ここからは20分の放置タイムです。ブラシで毛先から髪をとかしてカラー剤を均一にしたら、今まで服が汚れないように巻いていたビニールケープを頭に巻き変えてほっと一息。

カラー剤の量は、鎖骨くらいまでのボブにはちょうどいい量でした。

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そして、15分ぶりに寝ているはずの娘を見ると……まさかの起きてる!!

予想より早く起きちゃった娘。

泣かずに目覚め、カラーをする私を大人しく見つめていました(笑)。

シャンプー後、トリートメントで仕上げ

放置時間が完了したら、カラー剤を洗い流してシャンプーします。お湯を掛けながら、やさしく髪全体をもみほぐすと、スムーズにカラー剤を落とすことができました。

そして、付属のトリートメントを付けて1分放置します。

このトリートメントは、600,000以上のカウンセリングデータを元に、カラーリングした髪に特化して開発されたもの。人気なので、最近、トリートメントのみ購入できるようになったそうです。

たしかに、髪の毛にするんと手ぐしが通るようになり、毛先までちゅるんと仕上がりました。

カラリスを使ってみて

カラリスで染めた髪は、想像以上にきれいな色に仕上がって大満足。セルフカラーのイメージが大幅にアップデートされました。

美容師さんにもほめられた

カラーした翌日、やっと娘を預けることができて半年ぶりに美容室へ(時間的にカットのみ)。すると、美容師さんに「いい感じに染まってますよ」と言っていただき!

今までは手でもみこんで染める泡カラーを使っていたので、ハケでのセルフカラーは今回がはじめて。頭の後ろは見えないので勘でカラーを塗るしかなく、仕上がりに特に自信がありませんでした。でも、プロにほめてもらって一安心です。

室内、蛍光灯にて撮影

今回自分で染めてみて、セルフカラーは思っている以上に使いやすく進化しているのを体感しました。カラリスで染めるなら、ずっとセルフカラーでもいいかもと思えるレベルです。

お届け頻度とカラー変更

カラリスは、届く頻度を2・4・6・8週間ごとから選択できます。

次回は8週間後に「ピンク」が届くように設定したので、今回のローズと色味の違いがたのしみです。

コスパは?

初回は、送料込みのセット一式で1980円(税抜)と、手が届きやすいのですが、通常は定期便で一回辺り3980円(税抜)。市販品と値段だけ比べると、かなりお高めですが、その仕上がりには大きな差が。

筆者は落ち着いて美容室に行ける時期まで、カラリスにお世話になろうと思っています。

プロに染めてもらう美容室カラーと自分染めを比べるのは違和感がありますが、家で・自分のタイミングで美容室級の仕上がりに染められると思うとこのお値段も納得です。

まとめ

カラリスを使ってみて、外出自粛や子育て中の方だけでなく、仕事が忙しい方や美容師さんとの会話が億劫な方にもおすすめしたいサービスだと思いました。

産後「美容室に行けないけど黒髪に戻すのは嫌。セルフカラーも微妙」と髪色がストレスでした。でも今は、サイト内のヘアカタログを見ながら、次の髪色を考えるのもたのしい時間。

きれいに髪が染まっているだけで、少し元気がでるから不思議です。これからもカラリスでセルフカラーを楽しみたいと思います!

IT企業のフルリモート正社員 / 副業ライター。元コスメブランドのディレクターで美容と新しいものが好き。一児の母。