まるで造作!スタイリッシュな洗面カウンターを探しに「アイカ工業」のショールームに行ってきました!
この記事を書いた人
子供がいても脱生活感な暮らし
田宮有莉
毎日使う水回り。最近はかっこいいデザインの洗面台も多いので家づくりやリフォームの際こだわって選ぶ方も多いと思います。お気に入りの洗面カウンターがおうちにあれば、いつもの手洗いや身支度が楽しくなはず……!
「造作洗面に憧れるけれど、予算も重視したい」と考えている方にぴったりの洗面カウンターがアイカ工業株式会社(以下、アイカ工業と表記)の「スマートサニタリーU」です。
現在家づくり真っ最中の田宮も採用を検討しており、実際に新宿にある東京ショールームに足を運びました。ショールームで体験できることや「スマートサニタリーU」の魅力やサイズ、カラーバリエーションなど写真を交えてレポートしたいと思います!
アイカ工業の東京ショールーム(新宿)で実物を見てきました!


アイカ工業のショールームは東京・名古屋・大阪・福岡の4か所にあります。東京ショールームは新宿にあり、最寄り駅は都営地下鉄大江戸線の都庁前駅です。
平日の朝10時に訪問したので人が少なく、ゆっくり回ることができました。
アイカ工業のショールームの特徴は、現地で打ち合わせや見積りをしない「自由見学方式」だということ。予約した時間に合わせてショールームに行き、簡単に説明を受けた後は自由にフロア内の見学ができます。
最初に見積りのセルフチェックシートがもらえるので実物を見て回りながらサイズや素材、ボウルの種類や給水栓、オプションなどを選択・記入します。
完成したシートを工務店やハウスメーカーに提出し、後日見積りを作成してもらう仕組みなので、家造りの真っ最中の方にもおすすめです。アイカ工業の洗面カウンターに興味がある方は、ぜひ一度ショールームに足を運んでみてくださいね。





ショールームの中はどこを切り取っても素敵でワクワクが止まりません。
壁面の面材やミラーも付いた状態で展示されているので、実際に自宅に設置したときの様子をイメージしやすいです。
「スマートサニタリーU」の展示も豊富で、実際のサイズ感や色味などを目で見て確認できました。
アイカ工業の「スマートサニタリーU」は、いま人気の造作風洗面!

アイカ工業株式会社は、メラミン化粧板国内シェア1位を誇る化成品・建築資材メーカーです。さまざまなラインナップがありますが、セミオーダーの洗面カウンター「スマートサニタリー」と「スマートサニタリーU」は特に人気が高く、いま多くの住宅に採用されています。
両者の大きな違いは、洗面カウンター下に収納扉があるかどうかです。
「スマートサニタリー」には扉付きの収納が付いており、収納力や目隠しを重視する方に選ばれている商品。一方「スマートサニタリーU」は洗面カウンター下が棚板のみというシンプルな構成で、空間を自由に使えるオープンスタイルが特徴です。
価格は「スマートサニタリーU」の方がリーズナブル。最近は棚板の上に無印良品のラタンバスケットなどの収納ボックスを入れるスタイルが流行しています。

「スマートサニタリーU」の仕様決めで必ず確認したいことは?
「スマートサニタリーU」はセミオーダー商品なので、自宅に導入する際には以下のポイントを確認しておくのがおすすめ。
①カウンターの幅と奥行
②素材と色
③洗面ボウルの形
④給水栓
⑤オプション
(5つを既存のラインナップから選択し、組み合わせて選ぶ必要があります。)
上記をそれぞれ、詳しく解説します。
①カウンターの幅と奥行

カウンターの幅は3000㎜までミリ単位でのオーダーが可能で、奥行は450㎜・550㎜のいずれかを選択します。自宅の間取りに合わせたサイズを選ぶことができるのでどんな場所にも設置可能なのが嬉しいですね。価格はカウンターの面積が広いほど高くなります。
ショールームにはさまざまなサイズの商品が展示されているので、大きさのイメージを実際に確認することができますよ。
洗面所に設置する場合、メイクやスキンケアをするときの作業スペース確保のためにも奥行は550㎜が使いやすいとアドバイスいただきました。洗面ボウルのサイズも大きくなるので、水はねしにくくなるとのこと。
450㎜サイズはセカンド洗面などの用途で採用する方が多いそうです。
②素材と色

多くの方が一番悩むポイントが「素材と色」だと思います。素材は、硬くて耐久性・耐薬品性があるメラミン「化粧板」と、天然水晶が主成分で高い硬度と強度を誇る「フィオストーン」と、衝撃や熱に強く、シームレスで滑らかな「コーリアン」の3種類です。
メラミン化粧板が標準で、約80種類もの色柄から好きな品番を選ぶことができます。カウンターと棚板は違う色でもOKです。
選び方によって同じアイカ製品でも全く違う印象になると感じました。




ショールームでは「借りた色見本を見ながら気になる品番をピックアップ」→「サンプル展示コーナーで実際の色味を確認する」という流れを繰り返します。
展示されている品番の数はなんと200種類以上。お目当ての色を探すだけでも大変でした。
最後に80種類の中から5つに絞って受付に提出すると持ち帰り用のサンプルが貰えます。

カウンター部分はグレーで棚板を木目調にしようと考えていますが、どの色にするかはまだ決まっていません。


カラーバリエーションが本当に豊富なので、インテリアのテイストや好みに合う品番が必ず見つかるのが「スマートサニタリーU」の魅力だと思います。
③洗面ボウルの形

アイカ工業の洗面カウンターはスタイリッシュなボウルも魅力です。
「シームアンダーボウル」「シームアンダー深型ボウル」「オンボウル」「ベッセルボウル」の4種類から好みの形を選びます。
1番スタンダードなタイプは「シームアンダーボウル」で、すっきりしたデザインとお手入れの簡単さが人気です。最近深型のモデルも追加され、つけ置き洗いや洗剤の詰め替えなどの利便性がアップしました。カウンターの上にボウルが乗っている「オンボウル」や「ベッセルボウル」はデザイン性抜群!洗面所の雰囲気が垢抜けます。
我が家は子どもが小さいこともあり、水はねしにくい「シームアンダーボウル」の採用を検討しています。



※「オンボウル」はボウルに水を溜める機能がありません。

④給水栓

水栓は11種類の展示がありました。写真上段の5つが伸縮ホース付き、下段はホースなしです。色や高さ、シャワーの有無などにより価格が異なります。
伸縮ホースは子供の有無や掃除の利便性を考慮して付けるか悩むポイントかと思います。我が家の場合は掃除のときにホースを伸ばすことがあまりなく、現在3歳の娘は伸縮なしでも手が届くので「不要かな……?」と考えています。


デザインや色の違いはもちろんですが、実物を見ると幅の細さと高さで印象がかなり違ったので、費用面を考慮しながら好みで選ぶのが良いと思いました。
⑤オプション
標準はカウンターと棚板のみなのでアイカ工業製品のミラーをつける場合はオプション扱いになります。
2025年に新商品として追加された「3面ミラー収納(フェイスブライト照明付き)」や「間接照明付きフレームレスミラー」など、スタイリッシュなデザインのミラーもありました!
新製品ミラーの詳細はこちら
我が家はミラタップという住宅設備機器や建築資材を扱うメーカー(旧:サンワカンパニー)の三面鏡(スミス)を別で設置しようと考えているのでオプションは無しの予定です。
家づくり中、ぜひ一度足を運んでみて欲しい「アイカ工業」のショールーム

「自宅の洗面カウンターを造作したいけれど、費用が高くて難しい……」と悩んでいる方にぴったりの「スマートサニタリーU」。意外かもしれませんが、他メーカーの既製品と大差ないコストで導入できますし、標準仕様が素敵なのでオプションなしでも満足度が高いと思います。
私自身もショールームに訪問し、実際に自分の目で見たことで採用したい気持ちがさらに高まりました。
これから家を建てる方も、リフォームやリノベーション予定の方も、アイカ工業の洗面カウンターが気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
この記事を書いた人
子供がいても脱生活感な暮らし
田宮有莉
東京都在住/年子2児の母/ライター・監修ライター 北欧ナチュラルな家で暮らす/インテリア雑貨・ファッション好き 得意な執筆ジャンル:インテリア・住宅・不動産・家づくり・金融・ライフスタイル ⭐︎Instagramもぜひフォローしてください⭐︎