美味しさと快適さを求める方に◎おうちに備えておきたい防災グッズまとめ


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子供がいても脱生活感な暮らし
田宮有莉
自然災害など、もしもの時のために防災グッズを備えておきたいと思っている方は多いと思います。
しかし、種類が多すぎて何を買ったら良いのか分からないという声も……。今回は快適ささと美味しさを重視したい私が選んだ、いざという時にあると便利な災害対策アイテムをご紹介します。
防災グッズといえばこれ!基本の備えに必要なアイテムを5つピックアップ
①一家に一つは欲しい防災リュック

家に一つあると安心の防災バッグ。我が家の場合は、いざというときに背負って持ち運べるリュックタイプを選びました。(子供がまだ小さいので抱っこしながら背負える物にしました。)
災害時にも見つけやすいように赤色をチョイス。かなり重いですが、家族4人分の防災用品が入っています。いざという時にはこの鞄を持って避難すれば良いので安心です。

②予期せぬ怪我を防ぐために…自分の身体を守る軍手やヘルメット

大規模災害が発生した後は何が起こるかわかりません。地震が起きた場合、大きな揺れが起こるのは数秒間ですが、揺れがおさまり自分の身を守れたとしても、その後頭上に物が落下する可能性があります。また散らばった破片や瓦礫などを触って怪我をするリスクも…。予期せぬ怪我を防ぐためにも身体を守るアイテムを準備しておく必要があります。

ヘルメットは頭を守る大切な役割を果たします。家族の人数分あると望ましいです。
我が家は一般的な形のヘルメットを用意していますが、無印良品に折りたためるヘルメットも売っています。ヘルメットはかなり場所を取るのでコンパクトに収納できるのは嬉しいですよね。(子供用も売っていますよ。)
また、手を保護するために軍手も持っておくと安心です。

無印良品の軍手は袖口が長いので手首まで保護できる優れもの。お値段もリーズナブルなので人数分買っておくと安心です。
③通信機器が使えなくなったときのために…懐中電灯になるラジオやブラケットライト

災害時は、毎日当たり前のように使っていたスマートフォンやテレビが機能しなくなる可能性があります。そんな時でも携帯ラジオが手元にあればニュースなどの情報をリアルタイムで得ることができます。懐中電灯にもなる電池式のポータブルラジオはコンパクトなサイズ感にも関わらずとても機能的なので1台持っていると安心です。
写真の照明は充電式かつ工事不要で設置可能なブラケットライトです。普段は子供部屋のキッズデスクに取り付けていますが、本体の取り外しが可能なので災害時は懐中電灯として活用できます。


④ガスや電気が止まったときに…「snow peak」のHOME&CAMPバーナー

日常生活を送る際必要なライフライン、ガスや電気。災害時には使えなくなる可能性も想定する必要があります。食品の加熱やお湯を作るときに活躍するのがカセットガスバーナーです。ガス缶を用意しておけばいつでもどこでも使うことができます。「snow peak」のHOME&CAMPバーナーは、インテリアにも馴染むスタイリッシュなデザイン!使わないときはボトル形状に収まるコンパクトさも魅力です。
大きめの鍋でもしっかり固定できる安定感もありますよ。


自宅やアウトドアでの普段使いもできるので一つ持っておくと便利です。カラーはブラック、カーキ、シルバーの3色展開。私はカーキを愛用しています。冬に鍋をする際にも大活躍しています。
⑤見落としがち…?備えておきたい非常用トイレセット

大規模災害の経験者が口を揃えて語る「被災時の困りごと」の一つに「水道が止まったことによるトイレ問題」があります。断水や停電によりトイレが使用できず苦労したという声はよく耳にしますよね。
「ペットボトルやお風呂の水をタンクに入れて流せば良いのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、無理に流すと排水管の破損や下水逆流のリスクがあります。マンションなどの集合住宅の場合、他の住戸に悪影響を与える可能性もあるので注意が必要です。
万が一の際困らないように、自身で簡易トイレや携帯トイレを準備しておくと安心です。
防災グッズといえば非常食!美味しさを求める方にぴったりの食料品を4つピックアップ

地震などの災害が起きてインフラがストップすると食料品の確保が難しくなります。また、もし避難が必要になった場合に配給の食料だけでは栄養バランスが偏ってしまうことも…。
小さい子供がいる場合は、「子供が食べられるものかどうか」も重要視したいポイントです。心身共に多大な疲労が予想される災害時…贅沢は言いませんが、少しでも美味しい物を食べたいですよね。我が家で備えている食料品をご紹介します。
①無印用品の長期保存食
スープ(トマト・かぼちゃ)のパウチとチョコ羊羹をストックしています。
長期保存が可能な無印のスープは1/3日分の野菜を使っており栄養面でも安心です。


チョコ羊羹は人気なので店頭やオンラインでも品薄なことが多く、見つけたら買っておくと良いかもしれません。
②パックごはん
主食として常温保存可能なパックごはんを複数備蓄しています。
非常時でもカセットコンロ、鍋、水があればお湯で戻し、調理することが可能です。
③レトルト商品や缶のスープ


レトルトのカレー、缶のスープなどは定期的に補充して備蓄しています。写真(左)の缶スープは帝国ホテルの商品なので味も満足度が高いです。
旅行先でお土産がてら、賞味期限が長く常温保存できる食品を買っておくのも楽しいですよ。期限が近付いたら「何も起きなくてよかった」と胸を撫でおろし、家族で美味しくいただいています。(一つ消費したら新しいストックを買うのをお忘れなく……!)
④保存用ビスコ

子供たちが好きなので保存用のビスコも用意しています。たくさん入っているので小腹を満たしたい時に……。
他にも揃えておきたいアイテムはたくさん!

紹介した物以外にも備えておきたい防災用品はたくさんあります。怪我をした際の手当に使う救急セット、冬場の使い捨てカイロ、非常用飲料水、ウェットティッシュ、携帯シャンプーや歯みがきシート、モバイルバッテリー、携帯用スリッパなども一緒に用意すると安心です。また避難が必要になったときに衣類や下着、タオルなどをすぐに持って移動できるようシミュレーションしておきましょう。
防災グッズ、定期的に見直していますか?

備えておくと心強い防災グッズ。「一通り買ったからもう安心!」と放置していませんか?非常食や飲料水、乾電池や医薬品には期限があるので定期的な見直しが必要です。「1年に1回くらい確認すれば良いかな。」と思っている方も多いかもしれませんが、最低半年に1回、可能であれば年4回見直すべきだと言われています。
あまり知られていないかもしれませんが、日本では年に4回「防災用品点検の日」が定められています。3月1日、6月1日、9月1日、12月1日です。関東大震災が発生した1923年9月1日を基準として3か月ごとに制定されています。
賞味期限の確認はもちろん、不足している物はないか定期的にチェックすることで防災意識も高まります。長期間使っていない懐中電灯は故障していることも…。
ぜひ年に4回、持っている防災リュックの中身を点検してみてくださいね。
いざという時に備えつつ、快適さを忘れない準備を

使う機会は来ないでほしいけれど、いざという時に困らないよう準備しておきたい防災グッズ。必要なものは家族の人数や性別、年齢によっても異なります。今の自分に何が必要か、しっかりリサーチして必要な物を揃えておきましょう。
備えあれば憂いなし!防災意識を持って生活することが大切です。
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子供がいても脱生活感な暮らし
田宮有莉
東京都在住/年子2児の母/ライター・監修ライター 北欧ナチュラルな家で暮らす/インテリア雑貨・ファッション好き 得意な執筆ジャンル:インテリア・住宅・不動産・家づくり・金融・ライフスタイル ⭐︎Instagramもぜひフォローしてください⭐︎