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小田急ロマンスカーの子育て応援車で行く、子連れに優しい箱根旅行

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小田急ロマンスカーの子育て応援車で行く、子連れに優しい箱根旅行

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子供がいても脱生活感な暮らし

田宮有莉

休日の気分転換に、癒しを求めて旅行を計画する方も多いと思います。少し遠くに出かけてリフレッシュすれば息抜きになりますし、休み明けの活力にも繋がりますよね。

しかし、小さい子どもがいると行き先を選ぶだけで一苦労。「移動中に騒いだらどうしよう」「宿泊施設に子ども向けの食事やアメニティはあるかな」「観光地で子どもが楽しめる場所を探すのが大変」など、不安に感じる要素が多いと思います。

そこで、子連れ家族の旅行先としてぜひ選んでほしい場所が「箱根」です。自然豊かな景色と温泉が楽しめ、首都圏からのアクセス良好!小さい子どもと一緒でも安心のサービスや施設、観光スポットがたくさんあるので家族みんなで楽しめますよ。

未就学児の年子を連れて実際に1泊2日で行ってきたので、その様子とおすすめのスポットをレポートしたいと思います。

家族旅行におすすめ!子連れに優しいロマンスカーの「子育て応援車」

旅行プランを練る時に多くの親の頭を悩ませるのが子どもとの移動方法ですが、小田急ロマンスカーには「子育て応援車」という車両があるので子連れでも安心です。

箱根に行くとき、私はいつも新宿駅からロマンスカーに乗りますが、到着まで1時間30分ほどかかります。長時間の電車移動は、どんなに目を配っていても泣き出したり飽きて席を立とうとしたり……親の気苦労が尽きません。

子育て応援車は2025年4月から始まった小田急電鉄の施策で、日中限定でロマンスカーの3号車が子連れ歓迎車両に設定されます。


「小さな子どもを温かく見守っていただくこと」を目的とした車両なので、乗っている方も子連れに理解がある方やファミリー層がほとんど。万が一子どもが泣いてしまってもお互いさまという雰囲気があり、とても過ごしやすかったです。

小田急電鉄の子育て応援マスコットキャラクター「もころん」が刺繍された専用のヘッドカバーが目印です。

とはいえ、ずっと飽きずに乗るのは難しいだろうと判断したので車内で過ごす時間を昼食タイムに設定して時間を稼ぎました。シール帳や絵本を持ち込むのも良いと思います。

実際に行ってみた!家族でみんなで楽しめる1泊2日の箱根旅行プラン

1泊2日の短い旅行でしたが、「子どもたちが楽しめるところに行こう」と決めて計画しました。娘と息子は終始喜んでいましたし、大人も楽しめました。

中でも特に満足度が高かった場所をご紹介します。

① プールが充実!「箱根小涌園ユネッサン」

未就学児から小学生まで1年中楽しめる温泉テーマパーク施設「箱根小涌園ユネッサン」は小涌園の人気スポット。2001年に開業した施設ですが、2023年に大規模リニューアル工事が行われ、2025年3月には新しいウォータースライダーがオープンするなど年々進化を遂げています。箱根湯本駅から、箱根登山バスで約20分でアクセスできる立地の良さも魅力です。

最近プールの習い事を始めた3歳の娘と、水遊びが大好きな2歳の息子が喜ぶかと思い、旅行のメイン目的地に選びました。オフィシャルホテル宿泊者はチェックイン前とチェックアウト後も遊べるという嬉しい特典つきです。

施設の特徴はとにかくプールが充実していること、そして水着で入れる温泉がたくさんあることです。流れるプールや地中海をモチーフにした屋内温水スパ、ジャングルジムや滑り台付きの屋外プールなど、子どもたちがワクワクする空間が広がっています。

ワイン風呂やコーヒー風呂、ちょっとネオンな酒風呂など水着で入れる温泉も充実しているので家族みんなで楽しめるのも嬉しいポイントです。今回は利用しませんでしたが、サウナで「ととのう」こともできますよ。

ユネッサンのメインキャラクター「ハコネコ ボザッピィ」と遊べる水深30cmの小さい子ども向けのプールもありました。トイレトレーニングが終わっていない子どもでも水遊びおむつ着用でプール利用がOKです。

小さいうちは浅瀬のプールや温泉でのんびりと、大きくなったらウォータースライダーや流れるプールでアクティブに遊ぶなど、年齢によっていろいろな遊び方ができるのも人気の理由だと思いました。

ちなみに、温水プールがあるエリアには軽食が食べられるところもあります。

ちょっと小腹がすいたときや軽いランチにぴったり。1日中遊べるので時間があっという間に過ぎていきます。初日は13時に入って夕方16時頃まで、翌日もチェックアウト後1時間ほど遊びました。

水着エリアを満喫したあとは箱根の温泉を堪能できる「森の湯」でリフレッシュすると疲れが取れますよ。露天風呂の種類が豊富で、念願の温泉デビューを果たした娘がとても喜んでいました。休憩室もきれいで、つい長居したくなる雰囲気です。

②子供向けアメニティと食事が用意されている「ホテル小涌園」

箱根ホテル小涌園」はユネッサンと道路を挟んだ向かい側にあるオフィシャルホテルです。ロビーに入ると箱根の景色が一望できる大きな窓が目に入ります。モダンでスタイリッシュな内装がとてもすてきです。

宿泊したお部屋はスタンダードかつコンパクトなタイプでしたが、家族4人で過ごすのに不自由もなくとても快適でした。子ども用の浴衣や歯ブラシなどのアメニティもあり、ありがたく使わせてもらいました。

浴衣のサイズは100㎝から用意があり、2歳児は100㎝、3歳児は120㎝の着用でぴったりでした。上下別々の作りは着崩れしにくいので小さい子でも安心だと思います。

夕食と朝食はビュッフェ形式でした。家族それぞれが好きなものを楽しめるスタイルは子連れにありがたい仕組みです。お寿司やひつまぶし、ラーメン、カレー、ステーキなどのメイン料理からサラダ、副菜、デザートまでとても充実したラインナップでした。

「kid’s couner」と書かれた子ども向けのメニューや赤ちゃん向けの離乳食も。ソフトクリームが作れるマシンやフルーツサンドなど子どもの心をくすぐる食事がたくさんありました。

1日遊んで疲れた子どもたちが少し早めに就寝したあとは大人の自由時間。ホテル内にも大浴場があるので夫婦で交代して行ってきました。大きな露天風呂があり、とても気持ちよかったです。大浴場の隣にはスパもありました。

入浴後は夜のロビーを少し散策。コーヒーやお茶のフリードリンクが設置されているのでテイクアウトカップ片手に一息付きました。ドリンクはお部屋に持ち帰ることも可能ですよ。

プール遊びは大人もかなり体力を消耗するのでしっかりホテルで休息を取り、翌朝もビュッフェを楽しんで10時前にチェックアウトしました。

③絶景を子供と一緒に楽しめる!「大涌谷とちきゅうの谷」

2日目、チェックアウト後に再びユネッサンのプールを楽しみ、施設内で昼食を取ってから大涌谷に向かいました。

大涌谷といえば白煙がのぼるダイナミックな絶景と、食べると寿命が延びると言われている名物・黒たまごが有名ですが、私のいちおしはたまごソフトクリームです。濃厚なカスタードがとても美味しいので大涌谷に行く度に食べています。子どもたちのおやつにもぴったりです。

また、2025年4月に「ちきゅうの谷」という新しい名所が誕生しました。岩肌や迫力ある煙を近くで感じることができるデッキはフォトスポットとして多くの観光客で賑わっていました。

帰りはロープウェイにも乗りました。車好きな2歳の息子が特に大興奮していたので、乗り物好きのお子さんがいる方はぜひ利用してみてくださいね。

子どもと一緒に楽しめる要素満載の箱根は家族旅行にぴったり!

1泊2日という短い時間でしたが、とてもあっという間に感じる楽しい旅行でした。

個人的に特におすすめしたいのは「箱根小涌園ユネッサン」と「ホテル小涌園」です。全天候型施設なので万が一雨が降っても気にせず楽しめますし、長い時間滞在しても飽きない魅力があると思いました。プールや温泉に大喜びするわが子の顔が見れたので親としては大満足です。

首都圏で旅行を検討する際は、ぜひ参考にしてくださいね!

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田宮有莉

東京都在住/年子2児の母/ライター・監修ライター 北欧ナチュラルな家で暮らす/インテリア雑貨・ファッション好き 得意な執筆ジャンル:インテリア・住宅・不動産・家づくり・金融・ライフスタイル ⭐︎Instagramもぜひフォローしてください⭐︎

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