年越しが楽しくなる!個性が光るお正月アイテム
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子供がいても脱生活感な暮らし
田宮有莉
12月も半ばになり、年末年始のイベントを意識する方も増えてきたと思います。クリスマスが終わったらすぐにお正月の準備を始める家庭も多いですよね。
仕事納め、子どもの冬休み、大掃除など……年の瀬は忙しいので早めにお正月グッズを揃えておくと余裕を持った年末を迎えられるかも。
年越しがいつもよりちょっと楽しくなる、お正月インテリアをご紹介します。
フォルムと質感がかわいい「鏡餅」

お正月といえばまず鏡餅をイメージする方も多いと思います。「年神さまをお迎えして円満に年を重ねたい」という願いを込めて昔から日本では自宅に飾る風習がありますが、最近は「お家の雰囲気に合わないから」と鏡餅を置かない家庭も増えているそうです。
おうちのインテリアに合う飾りやすい鏡餅が欲しいと考えている方にぴったりのブランド「soil」は、コテを使って土やセメントで壁や床を塗る左官の技術と珪藻土などの材料を用いてつくられたプロダクトブランド。「KAGAMIMOCHI(鏡もち)」も、左官の技術でつくられたアイテムです。
インテリアに馴染むシンプルかつスタイリッシュなデザインが特徴で、和室がないおうちやモダンなインテリアのお部屋にも馴染みます。マットな質感やコロンとした丸みはシンプルながら心地良い存在感がありますよ。
餅の部分には秋田県産珪藻土を、橙には秋田県産珪藻土と顔料を使用しています。ゴールドの細紐がアクセントになっていてかわいいです。
(ゴールドの細紐はHinata Life限定のカラーです。)
サイズはS・M・Lの3種類で、私はMサイズを持っています。玄関やリビングなど、場所を選ばずにディスプレイできるのでお気に入りです。
組み立ても、付属の細紐をちょうちょ結びにして鏡餅本体に橙を乗せるだけなのでとても簡単。毎年自分で飾り付けをする作業にもワクワクを感じます。

ちなみに飾る時期には諸説あると言われていますが、一般的には鏡餅を含むお正月飾りは、12月29日と31日を避けた日に飾るのが良いとされています。
29日と31日を避ける理由は、29日は「9」という数字が「苦」をイメージさせるため、31日は弔事を連想させる「一夜飾り」で縁起が悪いと言われているためです。クリスマスツリーを片付けた26日、27日、28日、30日のいずれかに出すのが良いでしょう。
ディテールにこだわりを感じるシンプルな「しめ縄飾り」

年神様を自宅に迎え入れる目印として玄関に飾る、しめ縄飾り。
sarasa designのしめ縄飾りはシンプルながら、紅白の水引が美しく映えるデザインで、おうちの玄関ドアに優しく溶け込みます。

上部には吊り下げ紐が付いているのですぐ飾れるのも嬉しいですよね。
しめ縄飾りは、鏡餅と同じタイミングで飾ると良いでしょう。
お正月が終わる1月15日ごろに神社で行われるお焚き上げ「どんど焼き」で燃やして、その煙に乗せて年神様を天に帰すという風習が古くからの習わしですが、最近では燃やさずに毎年同じものを飾る家庭も増えているそうです。
さまざまなシーンで使える、スタイリッシュな「お重」


お正月の定番、おせち料理。お料理を入れるお重があると食卓がぐっと華やぎます。重箱に美しく詰められたおせちはお正月の象徴ですよね。
ですが年末年始以外になかなか出番がなく、収納にも場所を取るアイテムなので購入を躊躇する方も多いと思います。
「DEAN & DELUCA」の三段重 大 ホワイトは、シンプルな白のお重にDEAN & DELUCAのシルバーロゴが入ったスタイリッシュな見た目が特徴で、古くから日本に伝わる重箱を現代の生活になじみやすい材質と色でデザインした使い勝手の良い三段重です。
おせち料理はもちろん、クリスマスやひな祭りなどハレの日に華を添える器として、運動会のお弁当、天気の良い日のピクニック、ホームパーティなど、さまざまなシーンで活躍します。

詰める料理に合わせて仕切りが異なる3段を使い分けできます。
壱の段:仕切りのある長方形の容器を2つ内蔵。 タッパー素材の蓋がついています。
弐の段:小さい正方形の容器を9つ内蔵。 アレンジ次第で使い方が広がります。
参の段:ちらし寿司などのご飯ものや、パンやサンドイッチなどメイン料理の盛り付けに。

必ず3段すべてを使わなければならない、というわけではないので、大皿の代わりとして1段だけ使うのも素敵だと思います。
我が家でも行事やイベントの度に大活躍しており、お迎えして良かったアイテムのひとつです。
お正月料理と合わせて使いたい「和の箸置き」

テーブルコーディネートのポイントとして人数分持っておきたい箸置き。和風のデザインを選べば、お正月料理と一緒に使えます。来客をおもてなしするときにも箸置きがあるととても便利です。
私が持っているいちおしを2つご紹介します。
①Hacoaの富士山箸置き

日本の象徴、富士山をモチーフにした木の箸置きです。伝統技術を継承する木地職人がひとつひとつ丁寧に仕上げたアイテムで、無垢材を使ってつくられています。和食器との相性も抜群で、あたたかみのある木のデザインがとても素敵ですよ。
②伊藤亜木・はしおき(ひょうたん・水色)

ガラス職人である伊藤亜木さんがデザインした、ひょうたん型の箸置きです。
蛍光管のリサイクル原料や窓ガラスの端材を手作りの窯で溶かした再生ガラスを使ってつくられています。ガラスの中に小さな気泡がたくさん散りばめられているデザインが特徴的で、光に当たるとキラキラと美しく輝きます。
自然なままのガラスの色や泡を生かした、サステナブルなアイテムです。
(コスモスパークの公式サイトで購入が可能です。)
初詣に持っていきたい「御朱印帳」

お正月の恒例行事といえば初詣。神社仏閣巡りが楽しくなるアイテム「御朱印帳」を持ってお参りに行くのも素敵です。
最近ではかわいいデザインの御朱印を描いてくれるところも増えたので、収集目的で神社仏閣巡りをする方も多いのだとか。
私自身も5年ほど前から集めており、初詣や旅行などで神社やお寺に行く機会があると必ず記念に御朱印をいただいています。

年はじめに、ぜひ御朱印帳デビューをしてみては?
【番外編】いま欲しい、和食を美しく魅せる「木の半月盆」
今年のお正月までにお迎えしたいと考えているアイテムが「木の半月盆」です。
「お盆」というと、重厚感のある赤や黒のデザインを想像する方もいるかもしれません。もちろんそれも素敵なのですが、普段使いには少し華美だと感じることも……。木の半月盆はナチュラルなデザインなので、和食はもちろん日常の料理にもぴったり。
「itomani」の半月盆は、スタッキングできる薄さが魅力。予約販売品なので次回の入荷をひそかに狙っています。
お正月インテリアをお迎えして年末年始の準備をしよう
クリスマスが終わったあと、街中はすぐお正月ムードに変わりますよね。
年末年始に焦らないように早めに準備しておくと、穏やかな気持ちで年末年始を迎えることができます。
紹介した中で、気になるアイテムがあればぜひ早めにチェックしてみてくださいね。
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田宮有莉
東京都在住/年子2児の母/ライター・監修ライター 北欧ナチュラルな家で暮らす/インテリア雑貨・ファッション好き 得意な執筆ジャンル:インテリア・住宅・不動産・家づくり・金融・ライフスタイル ⭐︎Instagramもぜひフォローしてください⭐︎