一人暮らし&はじめてのカーテン購入|その2・購入編
この記事を書いた人
くいしいんぼうイター
宮城いくえ
前回の記事の事前準備編
でようやく購入すための情報と
予備知識がそろいました!
あとは好きなインテリアテイストのカーテンを購入していきます。
既成カーテンでも、オーダーカーテンでも
購入に必要な情報は基本的に同じです。
ここまで来たら、遮光の等級についてもお分かりですね。
おさらいしておきたい方や、
この記事からご覧になられた方は
是非こちらの記事を読んでいただけると嬉しいです!
では、購入編をご案内していきます!
ドレープ生地を選ぶ【厚み・遮光等級など】
ショップによりですが、
カーテンの遮光の等級や透け感などで
生地サンプルの配置を分けてあるお店もあります。
前回ご紹介した
遮光についての知識を参考にしてみてください。
また、生地の厚みがあれば、室内の温度を保ちやすく
薄い生地に比べ暖房や冷房の効率もよくなります。
まずは、ご自分の目当ての生地の厚みを探しましょう。
ちなみに、次項の「色を決める」を先にしても良いのですが、
個人的には生地の厚み→色の順番のほうが、
迷いが少なくなると感じています。
窓の方角や生活リズムについてチェックしよう!
と書いたのですが、
方角や生活リズムに沿って生地の遮光の等級を選んでいくので、
色選びよりも先にしておいたほうが、
次の選定に移りやすいと感じています。
例えば、この生地の色は好みだけど、
遮光の等級が希望に合っていない・・・
となると色選びが振り出しに戻ってしまいます。
先に生地の厚みや遮光の等級を絞り込んでおいて、
そこから好きな色を選んでいく、
という作業のほうが、ストレス少なく選べると感じています。
是非、この手順を試していただければと思います。
生地を選ぶ【色・柄】
色選び、これはもうホントに楽しい作業ですね。
生地の遮光等級などが選定できたら、
あとは色や柄を選ぶだけ!
もちろん、ご自身の好みで!
ここで注意すべきは、
生地サンプルはなるべく大きなものを参考にしましょう。
次に出てくる柄についてもも同じなのですが、
手のひらに乗るような小さな生地で見るのと、
実際に窓に吊るしたときの印象は全く違います。
大きな生地サンプルを貸出してくれるお店もあるので、
可能であれば購入前に
実際にご自身の部屋でチェックしてみるのも
良いかもしれません。
レース生地を選ぶ
カーテンの色が決まったら、レース生地を選びましょう。
レースカーテンにもいろんな機能があって、
日中、外から室内の様子が透けにくいミラーカーテンや
UVカットなど、様々なタイプがあります。
日中でも自宅に居る事が多い方は、
ミラーカーテンがおすすめ。
レースは要らない!
というお声もちらほら聞くのですが、
ドレープカーテンだけだと、
見えるか、見えないか
暗いか、明るいか
の極端な光量になってしまうので、
光を調整してくれるレースはとっても重宝します。
少し予算はプラスになっても、
レースは是非購入していただきたいところです・・・
カーテンの仕上げスタイルを決める
カーテンの生地のボリュームや、
縫製の仕上げスタイルを決めます。
ここはさらっと読んでいただければと思います。
一人暮らし、初めてのカーテン購入であれば、
既成カーテンをお考えの方も多いと思います。
これからご紹介するのは3つのパーターンの仕上げスタイルですが、
そのうちの【1.5倍ヒダ】が、既成カーテンで主流のスタイルです。
さらに言うと、本当はもっとたくさんのスタイルがありますが、
ご説明がなが~くなるので、
ここでは割愛します・・・
1.5倍ヒダは手に入りやすく、比較的安価なので、
初めての購入であれば、このあたりが扱いやすいかと思います。
2倍ヒダ
カーテンレールの幅の2倍の幅の生地を使って縫製します。
生地のボリュームがある分、保温性・遮音性に優れます。
ヒダが深くなるので、その分生地の波打ちが美しく、
カーテンを吊るしたときに上品に仕上がります。
1.5倍ヒダ
既成品では最も一般的なスタイル。
カーテンレールの幅の1.5倍分の生地を使って縫製します。
2倍ヒダよりは保温性が劣りますが、
程よい波打ちで、柄もきれいに見えます。
ストレート(フラット)
ヒダをとらないスタイル。
大きな柄の生地に向いています。
また、窓自体が大きい場合は
生地の継ぎ目がわかりやすいので、
柄の調整が難しい縫製です。
カーテンを開き切ったとき、ヒダがないので収まりがわるく
窓の両サイドに溜まる部分がごわつきがちです。
ざっくりいうとこんな感じですが、
既成購入であれば1,5倍ヒダ一択になるので、
ここはさらっと理解していただければと思います。
サイズを確認して購入する
前回ご紹介した、unicoさんのホームページの採寸方法は、
お試しいただけたでしょうか。
こちらを参考にすれば、かなり正確にサイズを割り出せます。
unicoホームページ>カーテンサイズの測り方
→http://www.unico-fan.co.jp/shop/pages/curtain_size.aspx
おさらいがてら、
一般的な掃きだし窓の想定で
算出方法を記載します。
まず、採寸から。
①カーテンレールのフックの端から端までの長さを測ります
②カーテンレールから床までの長さを測ります。
上記で測ったサイズが、
①180cm ②200cm で、1.5倍ヒダのカーテンを購入する場合は
下記のような計算になります。
幅 :180×1.05=189cm →偶数の数値に繰り上げして、190cm
→既成品の場合はこれを2つに割り、95cmを2枚購入します。
丈 :ドレープ 200-1cm=199cm レース⇒200-2cm=198cm
※カーテンレールが天付または、レースとドレープのレールが同じ高さの想定
上記のとおりとなります。
あとは、既成カーテンであれば上記に最も近いサイズを選びます。
ここで悩ましいのが、
希望のサイズよりも少し長かったり、
短かったりする場合。
こんなとき、私は長い方をおすすめします。
丈に関していえば、
裾上げテープなどを使って、調整できるからです。
幅も、多少長くでも問題なく取り付けられます。
また、次のステップの記事【取付】
で詳しくご説明しますが、
カーテンフックのアジャスターで、多少調整も出来ます。
逆に短い方を長くするのは難しいのと、
遮光・保温性などを考えれば、
隙間はなるべくでない方が良いでしょう。
なので、サイズぴったりが売っていない場合は、
ちょい長めを選択するのがおすすめです。
まとめ
お疲れ様です!
今回の記事はかなりボリューミーになってしまいました・・・
まとめると
・購入の際は、生地の厚み→生地の色&柄の順で選ぶ
・レースも購入したほうが、光の量の調整がしやすい
・既成カーテンはほどんどが1.5倍ヒダ
・既成サイズが希望のサイズと異なっていたら、長めを選ぶ
次回は購入後の取付について
ご説明していきます!
では、今日も心地よい暮らしを!
この記事を書いた人
くいしいんぼうイター
宮城いくえ
沖縄県出身|ライター|フォトグラファー |インテリアコーディネーター|美味しいものやインテリア、旅行好き|フレンチブルドッグのごんた&夫と一緒に暮らしています